バイトーン.comでは、BGM演奏の他、音楽療法も承っております。
音楽療法といっても一言で説明するのは難しいので、実際に行うプログラムのねらいを少し書いてみようと思います。
小学生以下の子どもたちがいるグループで私がよく行っているプログラムの一つは、
絵本
です。
とはいってもそこは音楽療法の中のプログラムですので、ただ読むだけではありません。
私が音楽療法の場で出会う子たちは、話し言葉を聞き取って、それに合わせた行動を行うことが難しい子が多いです。
そんな子たちの中には、ただじっとして聞いているだけの朗読だと、絵は楽しめても正確に言葉の意味を受け取りきれず、飽きてしまう子が多くいます。
そこで
音楽!
絵本に限らず、パネルシアターでも構わないのですが、
メロディーとともにお話します。
そうすると、自然とそのお話を楽しむために必要な単語が印象に残り、お話を楽しめる可能性が増えてきます。
ということで、絵本を使うねらい!
- 一冊の絵本に集中することができる
- その本が伝えたいことも知ることができる
じゃあさっそくうちの子にメロディーつきの絵本を!
と思うと…なかなかコレ!というものを探し出すのは大変です。
こればっかりは、本屋さん、図書館に定期的に行って、出会いを待っています。
ですが、
あめふりくまのこ
鬼のパンツ
など、歌が先にあり、それに合わせて絵本になったものもありますので、それでも歌のイメージを想像するのが難しい子たちにはいいと思います。
最近は、youtubeで絵本を朗読してくれている方もたくさんいますので、その中から歌があるものを探してみるのもいいかもしれません。
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