子どもと育ちあうママ・パパを応援!
音楽で♪おててで✋コミュニケーション!
袋井浜松の音楽療法士&ベビーサイン講師
かねもとなつきです。
2022年10月が予定日だったため10月に入って少ししてから、産休をいただいていました。
そして3日前までお仕事をしていた37週0日夜に陣痛、そして翌日になってまもなく迅(じん)が産まれました。
いてほしい人が全員そろい、出産でやってみたいこと全部できて、最後の最後だけ頭が挟まっている時間が長くて痛かったけど(笑)それも笑い話になるくらいの、幸せなお産でした。
予定日よりかなり早くてバタバタの中、予定を調整して県外の両家の父母もきてくれて迅を抱っこしてくれました。
一人目のときにちょっとしたトラウマになっていた授乳も順調にスタートしました。
これからの生活どうなっていくのかなー?という数日後・・・
突然に迅は旅立ちました。
ついこの間までお腹の中にいて、一心同体で、産まれてからも一番近くにいて、一番一緒に過ごしていたので、誰が何を言ってくれても、それを頭ではそうなんだろうなと理解することはできても、
何かできることはなかったのかと後悔、懺悔が思い浮かんでしまうのをとめることはできない日が続きました。
実際は、ひとまず迅が亡くなったことに関してやるべきことはやったあとは…
産後からずっと大人がバタバタして生活が落ち着かないことで体調を崩した長男の心配
赤ちゃんが亡くなったとしても産後であることは変わりないので、休息が必要な自分の身体のこと
と、家のことをやりにきてくれた義母に頼りながらまずは家族みんな、身体を治すことにつとめました。
寝てるだけで暇といえば暇な中、しばらくは赤ちゃんもたくさんフィードに出てくるインスタ等を見る気が起きず、必要な連絡のため以外は各SNS全て更新しないまま1ヶ月ほど経ちました。
あれから1ヶ月ほどたち、周りの人たちのたくさんの手助けと、いろいろなきっかけをもらって、ようやく迅の写真を見られるようになり、こうして書き残せるようになりました。
迅は、迅速の迅という名のとおり、本当にあっという間に産まれてあっという間に旅立ってしまったけど、たくさんのことを残していってくれました。
妊娠中から、休むことの大事さを教えてくれました。
一人目の妊娠中にこんな風にしておいたらよかった…ということをやることができました。
助産院でこんな風に出産できたら…を叶えてくれました。
一人目でスムーズにいかなかった授乳を順調に始めることができました。
おじいちゃんおばあちゃん、一番身近なママ友たち家族に抱っこしてもらうことができました。
長男をとても優しいお兄ちゃんにしてくれました。
私はたっくさんの優しい人たちに支えられて過ごしていることに、改めて気づかせてくれました。
何より、家族の絆が深まりました。
後悔と同時にこんなことも感じながら過ごす日々でした。
そして、何かきっかけが欲しくて、以前からフォローしていた、お空にいった魂とお話ができるという方を通して、迅とお話しました。
みちこさんによると…
妊娠中に、長くない命であることは悟っていたらしく、出産がとても楽しく、いい思い出だそうです。
このお話をする前から、夫婦で、絶対またすぐに戻ってくると思っていたのですが…
迅はまた戻ってくるつもりで私たち家族にロックオン状態で、私の心と身体の元気待ちをしてくれてるそうです。
もっともっといろいろな話をしましたが、泣くだけ泣いたらあとは、いつまでも引きずらないでほしいとのこと。
このお話をしてから、後悔の感覚がやわらぎ、一つ前に進むことができました。
まだまだこれを書きながらもティッシュは手放せないですが、
スクスク育つ長男くんのためにも
待っててくれているお仕事で出会う子どもたちのためにも
いつか戻ってくる赤ちゃんのためにも
自分を大事に やすめていきたいと思います。
一ヶ月前は一生泣いて過ごすのかなと思っていたくらいでしたが、夫婦ともに、長男にすごく救われています。
普通の3歳児のおふざけ、イタズラ、優しさに毎日笑って泣いて怒ってしながら過ごすことで普通の日常を送れるようになりました。
「お仕事はやめないで!
赤ちゃんの声を尊重する子育てを伝えることは、子育てしやすさにつながって、みんなが(他の赤ちゃんたちが)おりてきやすくなる(妊娠しやすくなる)ことにつながるから」
ということも、迅からのメッセージの一つなので、もう少しお休みしたら復帰したいな…と思っています。
いつになるかはわからないけれど、それまでお待ちいただけたら嬉しいです。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
コメント